
ドラッグ使用の非犯罪化なぜ芸能界や角界は麻薬を使う人が多いのですか?
ドラッグ使用の非犯罪化
ドラッグ使用をめぐる寛容性――このような問題設定を行った場合、まず第一に考えられる制度は「ドラッグ使用の合法化(legalization of drug use)」である。これは法的に使用を認める政策であり、カンナビスを対象とすれば、現在スイスやポルトガルなどがこれを採用している。
ところが、結果的に同じようにドラッグ使用の社会的許容を生み出すものとしては「ドラッグ使用の非犯罪化(decriminalization of drug use)」という制度も存在する。
これは、ドラッグの使用を違法としながらも「犯罪として処罰しない」ということを制度化しているものであり、その代表的な制度がオランダのカンナビス政策である。このような、ある意味で奇妙な制度は、国際条約によるドラッグ統制状況下において、法の運用ガイドライン上で、少量に限って使用を認めることから生じている。いわば国際条約違反にならないための苦肉の策として、考案されたものである。
